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「お金が貯まらないのは、貯まる『仕組み』を作ってないから」という前回の記事では、
- お金の使い方を「消費・投資・浪費」に分けよう!
- お金の把握・管理をして、浪費ゼロを目指そう!
と、節約や投資よりもまず押さえるべき大原則2つを書きました。
まだお読みでなければ、ぜひ読んでくださいね。
さあ、「お金に困らない仕組みづくり講座(全10回)」第2回目となる今回は、いよいよ最初の【仕組み】を作っていきます。
何を作ると思いますか?
お金の把握・管理に必須!だけどめんどくさいヤツ…
そう、「家計簿」の仕組みを作ります。
家計簿を付ける目的のおさらい
さっとおさらいしておきましょう。
家計簿を付ける目的は、家計をスリムにするためです。
もうちょっと具体的に言うと、こんな感じ。
- 収支を把握して
- 浪費をゼロにして
- 消費を抑えて
- 投資を増やす
なぜかお金が貯まらない…とお悩みの方、家計簿を付けてください。
原因が一発で分かりますよ。
ラクしたい人のための家計簿「マネーフォワード」
家計簿つけるのヤダ…
大丈夫。ラクしたい人向けのアプリがあるよ。
今は家計簿アプリがものすごく進化してます。しかも無料です。コレを使わない手はありません。
家計簿アプリはたくさんありますが、FPの僕も公務員時代からずっと愛用している「マネーフォワード」がオススメです。
利用者も700万人を突破し、無料の自動家計簿アプリでは頭一つ抜きん出てます。
スマホでカンタンに使えるので、下のボタンからダウンロードしておいてくださいね。
無料で使える
- 自動で家計簿を付けてくれる
- タダで使える
- 連携できる金融機関の数が業界トップ
- セキュリティがしっかりしている
ひとつずつ説明していきます。
自動で家計簿を付けてくれる
やることは、マネーフォワードのアプリで銀行口座にログインして、データを紐づけるだけ。
あとは自動で家計簿ができあがっていきます。
たとえば、
- 銀行に給与が振り込まれる
↓ - アプリが勝手に収入として家計簿を付けてくれる
こんな感じです。超簡単でラクですよね。
他にもこんな機能があります。
- 複数の口座の残高を一覧表示
- 高額の入出金を通知してくれる
- クレジットカードの引き落とし額のチェック
もちろん、すべて自動です。
実際のアプリ画面を見てみましょう。
家計簿の画面はこんな感じ
エー?自動で作ってくれるの?すごい…
口座やクレジットカード一覧画面
いろんな通知をしてくれる
総資産額の一覧
総資産の推移も分かる
レシート読み取り機能も便利
現金で買ったものは自動作成されません。
手入力が面倒なときはレシート読み取り機能を使いましょう。
タダで使える(無料版で十分な機能)
月額500円の有料版もありますが、家計管理には無料版で十分です。
実際に相談の現場でもマネーフォワードをおすすめしてますが、「無料版でいいですよ〜」って言ってます。
(マネーフォワードさんごめんなさい…僕自身は有料版つかってるので許してください…)
無料版でも10件まで連携できるので、
- 銀行口座3つ
- クレジットカード2枚
- 証券口座2つ
- nanaco
- 楽天ポイント
- Tポイント
これだけ連携できます。家計の把握には十分ですよね。
2022年12月から、無料版の連携数が10件→4件になりました。4件はちょっと少ない…という方は、「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」を使いましょう。
こちらもマネーフォワードと同じ機能ですが、2022年12月以降も無料で10件の連携が可能です(2022年11月10日に公式サポートに確認済)。
※今後変更になる可能性もあります。
2022年12月以降は下記のようになります。
項目 | 無料(住信) | 無料(通常) | 有料 |
---|---|---|---|
料金 | 0円 | 0円 | 月額500円 |
連携数 | 制限なし | ||
データの確認期限 | 過去1年分 | 過去1年分 | 制限なし |
連携できる金融機関の数が業界トップ
国内の全銀行を含む、2,500以上の銀行やクレジットカードなどが連携できます。
上にnanacoや楽天ポイントが出てきたので、ん?と思われたかもしれませんね。
電子マネーやポイントも管理できるんです。
ポイント集めは公務員ができる数少ないお小遣い稼ぎなので、次の記事で詳しく書いてます。ぜひお読みください。
危険性は?セキュリティはどうなの?
う~む。便利そうやけど、危険性はないんかな?
マネーフォワードは、銀行やクレジットカード情報をアプリに紐づけて使います。
(もちろん手入力もできますが、魅力は半減…)
僕も怖かったので、利用する前にしっかり確認しました。
すると、セキュリティ対策にかなり力を入れていることが分かったので利用を決めました。
たとえばこんな感じです。
- 決済パスワードは不要
- 自動でログアウトされる
- ログイン時にメール通知
- パスワードや指紋認証が使える
とくに「決済パスワードは不要」がポイントなので、ちょっと説明します。
決済パスワードは不要
銀行のネットサービス(インターネットで残高照会や振込などができるもの)を使う時って、2種類のパスワードがありますよね。
- ログインパスワード
→サービスにログインするパスワード - 決済パスワード
→振込や送金するときのパスワード
このうち、マネーフォワードに入力するのは「ログインパスワード」だけです。
「決済パスワード」はマネーフォワードに入力しません。
なので、勝手に送金されるかも…と心配しなくて大丈夫ですよ。
ただし!
パスワードの使い回しをしていないことが大前提です。間違っても同じパスワードを使い回しちゃダメですよ。
まとめと次のステップ
今回はこれでおしまいです。おつかれさまでした!
「お金の把握・管理」を「マネーフォワード」で仕組み化できましたね。
- 家計簿を付けよう!
収支を把握して、家計をスリムにする - 家計簿アプリはマネーフォワードがおすすめ
自動で付けてくれる
タダで使える
業界トップの連携機能
セキュリティがしっかりしている
無料でこれだけ使えれば十分です、スマホにアプリをインストールしておきましょう。
無料で使える
さあ、家計簿の仕組み化ができたら、次は「節約の仕組み化」です。
次のステップに進みましょう!
お金を貯めたいなら地銀はやめよう。FPがネット銀行だけ使う4つの理由
①お金でこまる原因を知る
├ お金が貯まる仕組みを作ろう
├ 家計簿が面倒なら『自動化』しよう←今回の記事
├ お金を貯めたいなら地銀はやめよう
└ FPおすすめのネット銀行3つ!ポイントは使い分け
②節約の仕組みをつくる
├ お金を貯めたいなら『最優先は節約』
├『固定費の見直し』住居費、通信費、光熱費編
├ 効果絶大!保険の見直し術
└ 節約の仕上げは変動費
③投資の仕組みをつくる
├ 投資初心者は『3つの基本』を押さえよう
└『不労所得』を手にするための『放ったらかし投資』