こんにちは、元公務員FPの岩崎です。
みなさんふるさと納税してますか?



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ふるさと納税の還付や控除はどれくらい?
先に結果を発表します。
2015年分に寄付した内容です。
- 寄付した額:65,000円
- 所得税還付:6,426円
- 住民税控除:59,069円
所得税還付額と住民税控除額の合計は65,495円。
寄付した額のうち、自己負担は2,000円。
65,000円寄付したので所得税分と住民税分合わせて63,000円になるはず。
はずなんだけど、、2,495円多い。
これは「調整控除」のしわざです。
ぼくの場合は市民税で1,500円、県民税で1,000円、合計2,500円が調整控除されてました。
5円合わないのは端数処理の関係ですね。
ふるさと納税の流れ

- 平成27年1月〜12月にふるさと納税(寄付)
- 平成28年2月に確定申告
- 平成28年2月末に所得税が6,426円還付された
- 平成28年度の住民税(H28.6〜H29.5分)が59,069円安くなった
所得税は戻ってきて、住民税は来年安くなる


「ふるさと納税の自己負担が2,000円」という情報が一人歩きして、「2,000円を超えた分が実際に戻ってくる」という誤解がよくあります。
ですが「戻ってくるのは所得税だけで、住民税は翌年分が安くなる」が正解です。
- ふるさと納税をした年の所得税が一部戻ってくる
- ふるさと納税をした年の翌年の住民税が安くなる


結局どうしたらお得なの?
今ではすっかりおなじみ、ふるさと納税。
「結局何がお得になるの?」
という方もいると思います。
ぼくは2015年に初めてふるさと納税をしましたが、当時はFPではなく、一介の公務員でした。
ふるさと納税というコトバは知ってたのですが、まわりで実際にやってる人もいないし「税金が安くなるってどういうこと?」状態でした。
興味を持って調べ始めたのが2015年の11月。
制度上1月〜12月の納税額がひとくくりなので「もう時間がない!」と駆け込みで寄付しました。
よく「ふるさと納税は年額2,000円のお取り寄せグルメ」と表現されますが、ホントそんな感じです。
寄付した額に応じて、寄付先の自治体からお礼の品を送ってもらえます。
知床のウニとか、A5ランクの黒毛和牛とか、各地の地酒とか、、
そして、
- 寄付金額2,000円を超えたぶんは、
- その年の所得税として還付されたり、
- 翌年度の住民税から引かれるので、
- タダで特産品をもらえた
ということになります。


どうやってふるさと納税するの?
ふるさと納税の方法は、主に次の2つです。
自治体のページって分かりにくいので、おすすめは圧倒的に専門サイトです!
全国の特産品のカタログから選んでいくイメージ。
選ぶのが楽しすぎて、すぐに時間経っちゃいます。


カードが使えない自治体もあるので、検索機能を使ってカード決済可能な自治体を絞り込みましょう。
オススメのふるさと納税専門サイトやサイトごとの特徴は、この記事の一番下に載せてます。
注意点やデメリットは?

- 寄付金額の上限を超えると、自己負担も2,000円を超える
- 確定申告やワンストップ特例を使わないと1円も戻らない
また、ふるさと納税の後には、確定申告を行うかワンストップ特例制度を利用しましょう。
寄付先が6か所以上になるとワンストップ特例制度は使えません。
ぼくは8か所に寄付したので確定申告しました。
この時が初めての確定申告だったのですが、ネットで源泉徴収票を見ながら入力するだけなので、想像していたよりもずっと簡単でしたよ。
くわしい確定申告の方法は、次の記事で丁寧に解説しています。ぜひどうぞ。
公務員がふるさと納税で確定申告した手順を超丁寧に図解【簡単です】
結論、ふるさと納税は試す価値アリ!
ネット上で簡単に寄付して、各地の美味しいものを食べられて、更に税金は戻ってくる。
はじめてのふるさと納税体験はとっても満足でした!
「今度はどこの自治体に寄付しようかな〜、何がもらえるかな〜」という楽しみが人生に1つ増えました。
ふるさと納税、おすすめですよ。
ふるさと納税サイトのおすすめは?
たくさんあるふるさと納税専門サイト。
ぼくは「ふるさとチョイス」、「さとふる」、「ふるなび」の3サイトを使い分けてます。

追伸!あなたがもし公務員ならの情報が役立つので必ずチェックしてくださいね。
