
あやしくないよ
お金が貯まらないのにはワケがある!「元公務員FPの家計改善・節約シリーズ」第3回です。


第3回のテーマは「自動家計簿アプリ」です。
今ではスマホアプリも多く登場し、家計簿を付けるハードルって下がってきてますよね。
「でも面倒で続かないんだよな…」
わかります。
ぼくはすごく「面倒くさがり」なので、どうすれば時短できるか(ラクできるか)ばかり考えて生きてます。
そんなぼくでも
「まったく無理せず」「2年以上」続けることができた家計簿アプリがあります。


自動家計簿アプリって、なんだか怖いなぁと思う方もいますよね。
でも大丈夫です。
FPのぼくが「マネーフォワードはこう使えば危なくないよ」ということをお伝えします。
クリックできる目次
マネーフォワードは安全?危険?
ぼくがマネーフォワードを使い始めたのは2015年。
ずっと使っていると、いろいろと気づくことがあるものです。

- 家計簿を自動作成してくれる
- パソコンとモバイルで併用可
- 入出金等をメールでお知らせ
- 無料版でも十分な機能がある
- 危険性(セキュリティ)

それぞれ具体的に見ていきましょう。
危険性(セキュリティ)のところだけ読みたい方はココをクリックすればジャンプしますよ。
マネーフォワードの良い点4つ
①家計簿を自動作成してくれる
マネーフォワードが他の家計簿アプリ・ソフトと一線を画しているのは、『銀行等との連携』です。
銀行やクレジットカードを登録しておけば、入出金やカード利用履歴を取得し、自動で残高整理や食費などのカテゴリ分けをしてくれます。
例えば、
- ATMで3万円お金を引き出したら、
- 銀行口座の残高が3万円減って、
- 財布の残高が3万円増える
といった内容を、自動で家計簿アプリに入力してくれます。
同様に、A銀行からB銀行にお金を振り替えた時も、自動でそれぞれの残高を表示してくれます。
「自分では何もマネーフォワードに入力していない」のにこれは驚き。

連携できる金融機関・サービス
連携可能なサービスなども豊富で、カテゴリだけでもこんなにあります。
- 銀行
- 携帯
- クレジットカード
- 電子マネー
- 年金
- ポイント
- 証券
- 投信
- FX・貴金属
- 通販
- スーパー
- 不動産
2019年1月14日現在での登録可能サービスはナント2675件!すごい。
時代の流れをキャッチして確定拠出年金口座(DC、iDeco)にも対応してるのはさすがですね。




ぼくはmineoを使っているんですが、嬉しいことに連携可能なんですよね。
auからmineoに乗り換えて2年以上経ちますが、もっと早く乗り換えておけばよかった…と後悔するくらい劇的に料金が安くなりました。
※確定拠出年金やmineoについては別記事にしてますので、ぜひお読みください。
②PC・モバイルで併用できる
PCとスマホ等のモバイル端末(iOS、Android)で同一アカウントにアクセスできます。
現金管理分は自動作成できないので、手入力する必要がありますが、スマホから簡単入力できます。
- 自宅のPCでじっくり入力
- 出先でさっとスマホ入力
みたいに使い分けるとより便利。
また、iPhoneの指紋認証(Touch ID)や Face ID を使ってアプリのロック解除ができます。
③入出金等をメールでお知らせ
ATMを利用した時や給料の振込みなど、入出金があった際にメールで知らせてくれます。
また、クレジットカードの引き落とし予定も知らせてくれるので、入金し忘れ防止にもなります。
もちろん、お知らせメールを受け取らない設定もできますよ。
④無料版でも十分な機能がある


無料版と有料版の主な違いです↓
項目 | 無料版 | 有料版 |
---|---|---|
料金 | 0円 | 500円/月 |
金融機関連携数 | 10件まで | 無制限 |
金融機関データ 一括取得 | × | ○ |
過去のデータ 閲覧期限 | 1年前まで | 無期限 |
無料版は連携数が10件までで、ちょっと少ないですね。
でも全資産をガッツリ管理するのでなく「家計簿続けたいな」という程度なら無料版でも十分ですよ。

…ちなみに、実は無料で件数を増やす方法があるんです(ボソボソ)。これについては別記事にしてますので、ぜひお読みください。
マネーフォワードの気になる点
危険性(セキュリティ)
マネーフォワードの利用で一番気になるのは、セキュリティ面ですよね。


銀行やクレジットカードの情報を登録するのって、なんだか怖いですよね。
マネーフォワードのセキュリティ対策はどうなってるのか確認しておきましょう。
決済パスワードは原則不要
各サービスへのログイン時に使うパスワードは登録しますが、決済(送金等)に必要なパスワードは入力しません。
なので万が一流出しても、それはログイン用のパスワードです。
決済(送金)パスワードはマネーフォワード上に登録しないので、勝手に出金されることはないと判断してます。
ただし、パスワードの使い回しをしていないことが大前提!これはとても大切なことなので、後でもう少し詳しく書きますね。
自動ログアウト設定
最後の利用から一定時間経過後に、自動でログアウトするよう設定できます。
初期設定は3日、最短30分。ぼくは1日にしてます。
不正ログイン防止
「ログイン時メール通知」機能で、ログイン時刻やIPアドレスを通知してもらえます。
心当たりのないログインがあった場合はカードを止める等、早急に対応しましょう。
二段階認証
初めてマネーフォワードにログインする端末があった場合、確認メールが送られてきます。
「この端末ってこれまでにログインしたことないけど、本当にあなたの?」と確認してくれる機能。
パスコード&指紋認証
iOS、Android版ではパスコードロック機能があります。iOSのTouch IDやFace IDも使えます。



それでも個人情報流出が怖い方へ
強固なセキュリティ対策をとっているマネーフォワード。




そんなアナタには『1Password』というパスワード管理アプリの併用がおすすめだね。

1Passwordとは
『パスワードの使い回しは超危険』です。
極端な話、1つのパスワードを使い回していた場合、その1つが漏れたら芋づる式にすべてのセキュリティを突破されてしまいます。
考えただけで背筋が凍りつきます…


はい。以前のぼくです。
冒頭にも書きましたが、ぼくはすごく面倒くさがりなんです。
いくつもある金融機関やサービスごとにパスを設定するなんて面倒すぎるし、現実的に無理!
と思ってたんですが、1Passwordを使えば
- 『強固なパスワード』を
- 『とても簡単』に
- 『複数』
管理できるようになります。
ぼくの両親(60代)も1Password使ってますよ。
- ランダムで強固なパスワードを自動生成できる(最大64桁)
- iOS、Android、Mac、Windowsすべてのプラットフォームで使える
- 覚えておくのはマスターパスワード1つでOK
1Passwordでマネーフォワードや各金融機関等のパスワードを自動生成&定期的に変更すればかなり安心できるでしょう。
ぼくは実際に1Passwordを利用してパスワードを管理してます。
指紋認証も使えるし、とても便利。
(ちなみに、マネーフォワードのログインパスワードは100桁まで設定可能です。すごい!)
まとめ:マネーフォワードは評価できる優秀な家計簿アプリ
マネーフォワードを使うメリットは、「お金を管理する能力」や「お金を増やす能力」いわゆるマネーリテラシーが向上することです。
これらの能力は、収支を可視化する(家計簿をつける)ことで誰でも向上します。
でも、家計簿をきちんとつけることは意外と難しい。
入ってくるお金は把握できても、出ていくお金ってなかなか把握しづらいんですよね。
そこで家計簿アプリの出番!なんですが…
これまで「かけ〜ぼ」「おかねレコ」を使ったことがります。
面倒くさがりのぼくは、残念ながらどちらも長続きしませんでした。
マネーフォワードは、
- とにかく楽に!
- しかも手軽に!
使えるので、面倒くさがりの方にピッタリのツールです。
これまでいろいろ家計簿アプリ・ソフト使ってきたけどイマイチ…という方はぜひマネーフォワード無料版を試してみてください。
もちろん、マネーフォワードはあくまでツールのひとつです。
次の記事では、ツールをうまく使って「お金を増やす仕組み」を作る方法を紹介しています。ぜひチェックしてください。
お金が貯まらないのは、貯まる『仕組み』を作ってないから

- マネーフォワードはとても便利!
- パスワードの管理はしっかりと!

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