合格率4.5%!独学でCFP試験に一発合格した僕が伝えたい攻略の秘訣と勉強時間

2017年11月のCFP試験、全課目一括受験者の合格率は4.5%でした。

こう書くと、なんだかすごく難関試験のように見えます。

ぼくも初めてCFP試験の問題集を手にしたときは「ここここ、こんなん解けるようになるん…?」と不安に襲われました。

これからCFP試験にチャレンジする方や、勉強中だけど不安…という方もいるでしょう。

でも大丈夫!

この記事では、『独学で全課目を一括受験し、一発合格できた攻略法』をお伝えします。

具体的には

  • 合格時の得点
  • 課目ごとの学習時間
  • 使用したテキスト、問題集
  • 効率的な学習法
  • 正答率の推移
  • 合格のためのちょっとしたテクニック

などについて、勉強しながら取っていた記録をもとに紹介していきます。

合格時の得点と学習時間

ぼくはH29.11にCFP試験を初受験しました。

そのときの結果がこちら!

無事、合格!

合格時の得点と合格ライン、学習時間を表にしました。

 金融不動産ライフリスクタックス相続
結果344040414036
合格ライン292829303032
+5+12+11+11+10+4
学習時間53時間46時間40時間42時間55時間38時間

なお、実際の得点は公表されていません。

表の得点は模範解答を確認し、自己採点した点数です。

ぼくの場合は1課目あたり40〜60時間かかりました。

過去のCFP試験の合格ラインは?

学習を始める前に、合格ラインを確認して目標設定をしておきましょう。

CFP試験は50問出題され、得点の上位30%が合格するという相対評価の試験です。

受験前・直近3回分の合格ラインはこんな感じでした。

 金融不動産ライフリスクタックス相続
H29.6292729323128
H28.11302928323130
H28.6273231283333
赤字は最低点青字は最高点

どの課目でも35点以上あれば十分に合格できそうです。

最新の試験の合格ラインは、日本FP協会のホームページ(クリックでリンク先へ)で確認できます。

教材えらびと学習のすすめかた

受験や資格試験の勉強方法の王道は、過去問演習です。

CFP試験も例外ではなく、過去問の類似問題(時には過去問そのまま)が5〜6割出題される傾向にあります。

ということは…?

「とにかく過去問をこなす」ことが合格への近道ですね!

使用したテキストと問題集・電卓

「とにかく過去問!」の作戦で用意した教材がこちらです。

目的など教材価格(1課目)
過去問演習FPKオリジナル精選過去問題集22,800円(3,800円)
確認用FP技能士2級・AFP最速合格ブック1,944円(1,944円)
総仕上げCFP資格審査試験問題集(直前の過去問)4 ,536円(756円)
電卓CASIOのDS-20DBN7,000円

あれ?テキストは2級・AFP用のでいいの?と思われた方もいるかもしれません。

結論から言うと、まったく問題ありませんでした。

この表にある教材だけで、完全独学で合格できました。

テキストは2級FPの勉強で使ったものをそのまま使ったので、CFP試験用に準備したテキストはありません。

注意
注意
いずれの教材も、改訂版が毎年出ます。
法改正に対応できるよう、最新版を購入しましょう。
 

効率的な学習のすすめかた

ぼくが実践した学習の手順を紹介します。

学習の手順

  1. いきなり「FPKオリジナル精選過去問題集」を解く
  2. わからない部分を解説やテキストで確認
  3. ①と②を繰り返しつつ、2〜3周こなす
  4. 仕上げに「CFP資格審査試験問題集」を時間を計りながら解く

この手順はとても大切で、特に

[aside] 『いきなり「FPKオリジナル精選過去問題集」を解く』 [/aside]

これが最大のポイントです。

「えっ、全然解けないんじゃない?」

そのとおりです 笑

でも大丈夫!だんだんと解けるようになりますから。

全体ではなくトピックスごとに学習しよう

過去問演習をする場合、教材の選択肢は2つ。

  1. FPKオリジナル精選過去問題集
  2. CFP資格審査試験問題集

違いは次のとおりです。

教材問題数特徴演習本番想定
①FPK精選過去問題集200〜300

出題頻度や難易度がわかる

トピックスごとに構成

×
②CFP資格審査試験問題集50過去の試験そのまま

CFP試験は1課目の中にもいろんなトピックスがあります。

タックスを例にあげると

  • 給与所得
  • 個人事業
  • 損益通算
  • 法人成り
  • 財務諸表

などなど…まだまだたくさんあります。

これらを単なる過去問である「CFP資格審査試験問題集」で対策すると、トピックスが分散しすぎて学習が非効率になります。

また、少なくとも3年分は用意して解いてみないと演習にはならないでしょう。

「FPKオリジナル精選過去問題集」は1冊200問〜300問程度あり、トピックスごとに構成されているので効率良く学習できます。

なので

  • 演習はFPK精選過去問題集をつかう
  • 仕上げに「CFP資格審査試験問題集」をつかう

ことをオススメします。

具体的な学習方法

では、もっと具体的な学習手順をみてみましょう。

①問題編と解説編に分割する

問題を見ながら解説を確認できるように、分割しちゃいます。

手でメリメリと

分割できました

製本テープで補強しても良し

②トピックスごとに解き、解説を確認

全体を解くのではなく、大問を1つ解いたらすぐ解説編を確認。

解説編のポイントにはマーカーを引いておきましょう。

③テキストに追記する

テキストは2級レベルのものなので、そのまま読むだけでは足りない部分もあります。

なので、問題集の解説編を読んでポイントだと思ったところをテキストにも追記していきます。

オリジナルのテキストを完成させていくイメージでやると良いかも。

書くことで記憶の定着効果も狙えます。

試験本番でも、「あー、テキストのあそこに書き足したやつだな」と回答の手がかりになったシーンがたくさんありました。

④問題と選択肢ごとの正誤をメモ

CFP試験は4 肢1択です。

問題には正解したけど、選択肢すべての正誤には自信がない…

本番ではそれでもOKですが、過去問演習の段階ではすべての選択肢の正誤が判断できるようにしておくと良いでしょう。

また、「どうしてもわからない選択肢や問題を捨てる」ことも必要。

その判断のために、問題と選択肢ごとの正誤をメモしておくと後々便利です。

問題ごとにチェック!

自信を持って回答できた選択肢は「◯」不安な選択肢は「星マーク」を書き込んでました。

周ごとに色分けしておくこともおすすめです。

⑤本番のつもりで過去問を解く

そして自信がついたら、総仕上げに「CFP資格審査試験問題集」を直近1〜2回分解くようにしましょう。

この時は、実際に時間を計ってチャレンジしてください。

ぼくは直近1回分だけ解きましたが、けっこうギリギリまでかかって余裕はありませんでした…

正答率の推移

ここまで紹介した学習方法で、ちゃんと合格できるのか?

実際に問題集を3周後、過去問を解いた時の正答率をメモしてたので、表にしておきます。

 金融不動産ライフリスクタックス相続
1周目48%62%64%60%61%53%
2周目80%89%93%87%86%81%
3周目93%87%95%96%91%
過去問チャレンジ34点35点40点41点39点34点

やっぱり1周目は厳しい正答率ですが、回を重ねるごとにどんどん解けるようになりました。

本番想定の過去問チャレンジでも、その年の合格ラインは超えることができました。

合格のためのちょっとしたテクニック

さいごに、自分の学習を振り返って「こうしておけば良かったな」と思ったことをご紹介。

それは

[aside] 問題演習の間隔を空けず、1課目ごとに一気にやる [/aside]

ということです。

最初の表にも書きましたが、課目ごとの学習時間にばらつきがありました。

もちろん得意・不得意もあるんですが、学習スケジュールの組み方が甘かったこともその原因だと感じています。

「学習時間」「1周目を終えて2周目に入るまでの間隔」を見てみると

 課目金融不動産ライフリスクタックス相続
学習時間53時間46時間40時間42時間55時間38時間
1周目と2周目の間隔2ヶ月5日1日1日1ヶ月1日

1周目→2周目に入るまでの期間が短いほうが、総学習時間も短くなってますね。

学習を始めた当初は「1課目1周したら別の課目を解く」というスタンスでやったのですが、振り返るとこれは時間のロスになってしまいました。

これから受験される方は、1課目を一気にやってしまうことを強くオススメします。

まとめ

それでは、今回の記事のまとめです。

学習の手順

  1. いきなり「FPKオリジナル精選過去問題集」を解く
  2. わからない部分を解説やテキストで確認
  3. 1と2を繰り返しつつ、2〜3周こなす
  4. 仕上げに「CFP資格審査試験問題集」を時間を計りながら解く
その他のポイント

  • 1課目ごとに一気に学習する

2級試験と比べると難易度が跳ね上がるCFP試験ですが、対策次第で効率的に合格できます。

この記事がみなさんの学習の手助けになれば嬉しいです。

使用した教材

CFP試験の独学合格に使用した教材です。