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こんにちは、公務員専門FPの岩崎です。
普段ご相談いただく公務員の方にもお伝えしていますが、FP2級の知識があれば一般消費者としてかなり暮らしやすくなると思います。
ですが、職業FPとして考えると…2級資格はちょっと弱点があります。
それは、更新がないこと。
もちろん、個人の公務員さんがFPの勉強をするだけならとくに問題ありません。
これからお伝えすることは、現在CFPとして活動しているFPが、初めて更新制のAFP資格を取得することにした時の話です。
AFP資格を取得するには『AFP認定研修』を受けなければなりません。
そしてこの研修はいろんな機関が主催しています。
この研修選びで「ちょっと失敗したなぁ…」ということがあったので、職業FPとして活動している僕が、これからAFP認定研修を受ける方の参考になればと記事を書いておきます。
結論を書いておくと、質問できる研修コースを選ぶことを激しくおすすめします。
その理由や、研修の流れをお伝えしていきます。
AFP認定研修の種類と内容
研修には4つの課程があります。
- 基本課程
- 技能士課程
- 3級課程
- 税理士課程
僕は2級以上のFP資格を持ってる人向けの、「②技能士課程」で受けました。
それぞれの課程の違いは省略しますが、どの課程でも、FP協会が定める『FP学習ガイド』に沿った研修内容です。
具体的には、FPの6分野(パーソナルファイナンス、金融資産運用設計、不動産運用設計、リスクマネジメント、タックスプランニング、相続・事業承継設計)に加え、『提案書の作成』を行います。
この『提案書の作成』については後でくわしく書きますね。
AFP認定研修は通信?通学?費用は?
次に、研修の形態や費用を見ていきましょう。
日本FP協会の検索ページで研修の検索ができますよ。
LECや資格の大栄など、いろんなところが研修講座を開催しています。
2019年1月23日時点での検索結果を表にしました。
基本 | 技能士 | 3級 | 税理士 | |
---|---|---|---|---|
件数 | 253件 | 23件 | 3件 | 11件 |
費用 | 21,600円 〜 155,952円 | 8,600円 〜 54,000円 | 37,800円 | 39,960円 〜 155,952円 |
形態 | 通信 | 通信 | 通信 | 通信 |
どの課程でも、基本的には通信のみの展開です。
ネットで完結するのか、DVDなどの教材が充実しているのかによって費用に幅があります。
結構値段違うのね~~
AFP認定研修のポイント
認定研修の選び方のポイントを、僕が失敗した理由と一緒にお話しします。
提案書の作成攻略がポイント
研修内容は『FPの6分野』プラス『提案書の作成』です。
6分野については、学習するだけなので研修(講義)を受けて学べばOK。
問題は、研修の仕上げに提出する『提案書の作成』なんですよね。
提案書の作成には「キャッシュフロー表の作成」が含まれていて、こいつが課題のキモでした。
キャッシュフロー表とは、世帯の収支を長期で見積もった↓のような表のことです。
FPの相談業務の実務でも、改善前と改善後のキャッシュフロー表を作り、収支の見える化をはかります。
実際に作ってみると…アレ?収支がヘン…
6分野についてWEBのストリーミングで学習し、いざ提案書を作成へ!
作成の資料教材を参考にしつつ、エクセルでキャッシュフロー表を作っていったのですが…
アレ?
なんか収支がおかしい…
教材の動画内では、「設定された世帯では、70歳代あたりから収支がマイナスになる」と紹介されてました。
作成したキャッシュフロー表を見ると…
ア、アレ…?この世帯60歳代前半で既にマイナスになっちゃうんですけど…
これじゃ老後破綻まっしぐら…
何か見落として間違ったんだろうか…
そう思って税金や年金の計算をやり直したりしたんですが、やっぱり合わない。
ハマりました。
分かんないなら質問すればいいのでは?
だよね、そう思うよね…でもそれができなかったんだ…
質問できないコースを選んで失敗
どこが間違ってるのか質問したかったんですが、僕が選んだコースは完全WEB完結型。
そう、質問ができないコースだったんです。
もっとよく調べて、質問ができるコースにしとけばよかった…
冒頭に書いた研修選びの失敗の原因は、「値段だけで安易に決めたこと」でした。
結局、差額を支払って質問ができるコースへ変更し、無事に研修を終えることはできましたが…
「提案書作成のための教材はWEBで見れるんだし、まあ大丈夫でしょ!」
そんな気持ちで研修コースを選んだことを後悔しました。
どんまい~
AFP認定研修の選びかた&おすすめコース
これからAFP認定研修を受ける方へ、研修の選びかたとおすすめコースを紹介します。
選びかたの大きなポイントはただひとつ。
- 質問できるコースにすること!
これを満たしているコースでリーズナブルなのは、資格対策ドットコムのAFP認定研修です。
学校名 | 料金(税込) | 質問回数 |
---|---|---|
資格対策ドットコム | 8,640円 | 無制限 |
資格対策ドットコムは通信専門の会社なので、料金が格安です。
それでいて、肝心のキャッシュフロー表についても、Excelファイルのフォーマットがきちんと準備されており、無制限で質問可能なので、手頃な価格で終了したい方にはおすすめです。
申し込みからAFP認定までの流れ
最後に、僕のAFP取得までの流れを紹介します。
AFP認定研修へ申し込み
提案書作成開始(本文はWord、キャッシュフロー表のみExcel)
作成した提案書を研修機関へ発送
研修機関からAFP認定研修の修了証明書が届く
FP協会からAFP登録案内についての書類が届く
FP協会のHPからオンラインでAFP認定申請。本人確認や口座振替設定など、すべてオンライン完結できた。
FP協会から登録手続き完了メール受信。この時点でライセンス番号も判明しました。
FP協会からAFP認定証やライセンスカードが届く(認定日は8/1でした)
質問ができる環境なら1週間程度で作成できると思います。
これからAFP認定研修を受ける方にとって、この記事が参考になれば嬉しいです。
AFPになった後は更新があります。
更新のためには単位が必要なんですが、『即日』で『全単位』を『格安』で取得する方法を、次の記事で紹介しています。
AFPの単位が足りない!→『即日』で『15単位』を『安く』取得できます
まとめ:失敗しないAFP認定研修の選び方
それでは、この記事のまとめです。
- AFP認定研修は「質問できるコース」を選ぼう
無制限に質問できるコースで、最安はコチラ↓
最後まで読んでくれてありがと~