この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
この記事では「本を安く買いたい!!」という方へ、公務員専門FPががその方法を紹介します。
ぜんぶで6つの方法を紹介します。
はじめに、本の価格の決まり方をざっと説明します。
「そんなのいいから安く買う方法を早く教えて」という方はココをクリックしてください。
もくじをクリックしても読みたいところから読めますよ。
モノの価格の決まり方
ふつう、モノやサービスの値段はお店によって違います。
たとえば「同等の性能の冷蔵庫」を買うにしても、メーカーやお店によって値段は違いますよね。
消費者は安いところを探して買えます。
これが、もしも「どこで買っても同じ値段」だったらどうなると思いますか?
えー?…近いとこで買うとか?
そうだね。つまり価格では比べられなくなるんだ。
そうすると困ったことが起きます。
値段がどんどん上がっていくんです。
販売する側(企業)が手を組み、価格を統一すれば、お客を取られる心配がなくなります。
消費者側としては、たとえ値上げされても、どのお店でもその値段でしか買えないので、欲しければ買うしかなくなります。
企業はどんどん値上げ→欲しい人は買う→値上げ→買う…
という負のループにハマってしまいます。
すると企業側に「もっと良いモノやサービスを提供するぜ〜!」という動機付けがなくなり、世の中から良いモノやサービスが減っていきます。
それは困る…やめとくれよ~
なので、「企業同士が手を組んで、価格を統一するのはダメ!!」と決まってるんです。
独占禁止法ってやつですね。
価格競争させることの狙いは、もっと良いモノやサービスを世の中に増やすことです。
本の価格の決まり方は例外
でもでも、本ってどこの本屋でも同じ値段な気がする~
そうだね。本は例外的に価格を統一しても良いことになってるんだよ。
本は「定価」で売られています。
読んで字のごとく「価格が定まってる」のが本です。
作る側(出版社)が価格を決めるので、日本のどこで買っても同じ値段という特徴があります。
本のウラを見ると「定価」と書いてあるのが分かります。
これに対し、「オープン価格」や「希望小売価格」というものもあります。
これらは、作る側(企業)は価格を決めず、小売店が好きな価格で販売できるという特徴があります。
こっちは価格競争が起きるってことね~
なぜ本は再販制度が認められてるの?
再販制度のメリットは2つあります。
- 日本全国どこでも誰でも同じ価格で本を買える
- 自由な出版活動により、マイナーな本も出せる
再販制度がなくなれば、「定価」ではなくなりますよね。
すると価格競争が起き、本屋さんが多い地域では本が安くなり、少ない地域では高くなります。
また、本屋さんもベストセラーなど「売れる本」を仕入れがちになるので、マイナーな本は手に入りにくくなってしまいます。
掘り下げると長くなるから、このへんにしときますね。
電子書籍はセールされてるワケ
Amazonで電子書籍のセールをよく見かけるけど…1円とかも見たことある~
じつは電子書籍は再販制度の対象外なんだ。
電子書籍は「データ」なので、物理的に流通させる必要がなく、ネット上にいくらでも置けます。
なので、上で紹介した「再販制度のメリット」がありません。
定価販売を強制できる再販制度の対象外なので、それこそ1円セールなどが開催できるってワケですね。
本を安く買う方法6つ
さて、ここからが本題です!
新品、中古、紙、電子を問わず「本を安く買う方法」を紹介します。
全部で6つ紹介しますが、個人的なオススメは次の3つ
- 紙&新品がいい
→楽天ブックス - 紙&中古でいい
→メルカリなどフリマアプリ - 電子書籍でいい
→Amazonプライム
安さだけ追求すると他の方法もありますが、この3つは「安さと便利さのバランス」が取れています。
それでは、3つも含めた6つの方法を紹介していきましょう。
①楽天ブックス(オススメ)
楽天ブックスをハピタス経由で利用するとお得です。
- 1冊から送料無料(使いやすい)
- キャンペーンが多い
- ハピタス経由でポイント上乗せ
- 楽天カードで買えば更にお得!
普通に楽天ブックスで買うだけでも必ず1%還元、楽天カードで買えば3%還元されます(楽天スーパーポイント)。
さらにお得に活用するにはハピタスというポイントサイトを経由しましょう。それだけで現金や電子マネーに交換できるポイントがもらえます。
もちろん、通常貯まる楽天スーパーポイントには影響せず、上乗せされる形で付与されるので安心。
ハピタスにログインし、「楽天ブックス」で検索すると、一番上に表示されます。
その右側の「ポイントを貯める」ボタンを押して、楽天ブックスのページへ移動しましょう。
あとは欲しい本を購入するだけでOK!
ハピタスに未登録の方は、下記ボタンから登録して利用するとキャンペーンポイントもらえます。
無料登録
ハピタスはお小遣い稼ぎができるサイトです。僕は元公務員なのですが、公務員時代にハピタスで月に数万円くらい稼いでました。
そもそもハピタスって何?なんでお得なの?という方は、下の記事を読んでみてください。
ハピタス(ポイントサイト)はなぜ無料?怪しくない?危険性は?と思った時に読む記事②メルカリ(オススメ)
代表的なフリマアプリといえばメルカリ。
フリマアプリを使えば、個人から格安で本を購入できます。
無料で手軽に使えるので、僕もこれまで50冊以上メルカリで本を買ってきました。
匿名配送もあるので、個人からの購入に抵抗がない方にはイチオシです。
商品の状態などを丁寧に書いてる出品者さんから買うと良いと思います。
メルカリを初めて使う方は、招待コードの使用で500円~1,000円分のポイントがもらえます。
メルカリの招待コード
メルカリのアプリはこちらから
③Amazonプライム(オススメ)
Amazonプライムの会員なら、Prime Readingという電子書籍読み放題サービスが追加料金なしで使えます。
どうせしょぼい本ばっかりなのでは~~?
ラインナップは入れ替わるけど、ベストセラーも読めるよ。
Amazonの読み放題サービスと言えば月額980円の「Kindle Unlimited」が有名ですが、「Prime Reading」はそのライト版のような位置付けです。
また、毎日のように何かしらの電子書籍のセールが開催されてます。
セールの内容は大きく次の2種類。
- 割引セール
→実際に値引きされる - ポイント還元セール
→購入と同時にポイントが付与される
Amazonプライム会員はPrime Reading以外にも強力なメリットが盛りだくさんです。
- Prime Readingで電子書籍読み放題
- お急ぎ便が使い放題
- 30日間無料体験
- 会員限定セール
他にもいろんなサービス・特典が月額500円(税込)で使えます。
映画やドラマ・アニメが見放題、音楽も100万曲以上聴き放題になったりと、個人的にはよく使うのでFPの僕もずっと加入しています。
僕はFPになる前、たくさんのお金に関する本を読んできたんですが…
当時読んでたベストセラーも、チェックしてみたら普通にPrime Readingにありました。
見てみよう
④学生ならAmazon Studentか生協
生協は再販制度の対象外のため、大学生なら生協で10%引き程度で買えることも。
ですが、生協よりAmazon Studentがオススメです。
学生限定で驚異的コスパを誇るAmazonのサービスです。
- Prime Readingで電子書籍読み放題
- お急ぎ便が使い放題
- 6か月無料で使える
- 本の購入で10%ポイント還元
世の中「学割サービス」はたくさんありますが、Amazon Studentは頭3つ分ぐらい抜きん出てます。
これで月額250円(税込)はスゴい。
6か月の無料体験があり、無料期間中に退会しても一切料金がかからないのも良心的です。
詳しくはAmazon Studentの公式ページをチェックしてみてくださいね。
6か月無料!!
⑤honto
honto(ホント)は丸善・ジュンク堂・文教堂などの大型書店と提携してる本専門のネットショップです。
hontoはネットショップでありながら、提携の実店舗でも貯めて使えるhontoポイントを採用しています。
通常は1%の還元率ですが、キャンペーンで10%還元になることも。
さらに、電子書籍なら95%OFFになることもあります。(ポイント還元の「実質割引」ではなく、値段自体が安くなります。)
hontoのトップページでキャンペーンの案内がありますので、欲しい本があるときはチェックしてみると良いでしょう。
キャンペーン次第では最安になることもあります。
公式サイト
⑥番外編:図書館
番外編として図書館の利用もオススメします。
図書館の蔵書を検索できるサイト
図書館の蔵書検索サイト「カーリル」で借りたい本を無料で探せます。
こんなサービスあるのね~~
まとめ:本は最高の自己投資
ここまで、本を安く買う方法を6つ紹介しました。
タイプ別のオススメは3つでしたね。
- 紙&新品がいい
→楽天ブックス - 紙&中古でいい
→メルカリなどフリマアプリ - 電子書籍でいい
→Amazonプライム
さいごに「読書」についてFP(お金と暮らしの専門家)の視点から伝えたいことを書いて終わります。
僕はFPなので、資産運用・投資も好きです。
「最強&最優先の投資先はコレだ!」という記事でも書きましたが、「自己投資」は真っ先に始めるべき投資。
そして、自己投資で最も効率が良いのは「読書」なんです。
著者はそれこそ膨大な時間をかけて1冊の本を書き上げます。
そこには貴重な知恵や、優れた発見、成功の秘訣や失敗の回避策などが惜しみなく記されています。
そんな著者の何百何千もの知識を、僕たちは「読書」で手に入れられるんです。
しかも、ほんの数時間、数百円〜数千円で。
「年収が高い人ほど読書してる」というデータもあります。
今回紹介した6つの方法を使って、ぜひいろんな本を読んでみてくださいね。
初心者でもスラスラ読めるお金の本
お金の勉強をしたい人へ、↓の記事で「初心者でもスラスラ読める本」だけ紹介しました。
元浪費家からFPになった僕が本当にオススメするお金の本まとめ
最後まで読んでくれてありがと~また遊びに来てな~