「普通預金金利はイオン銀行がダントツ高いのに何で使わないの?」→「それはね…」

こんにちは、FP(ファイナンシャルプランナー)のnino(@kurashilog)です。

前回書いた記事の中で、普通預金の話にちょこっとふれました。

投資を始める前に◯◯と△△を準備しておかないと落とし穴にハマります。

2017年8月時点では、単純に金利だけならイオン銀行は0.1%とかなり高いです。
(入会費・年会費無料のクレジットカード『イオンカードセレクト』を作る必要あり) 

普通預金で0.1%というのは業界でもトップクラス。
でも、ぼくはイオン銀行を使ってません。

結局、2017年8月時点ではメインを『住信SBIネット銀行』、サブを『楽天銀行』にするのが最適解。

なぜそうなるのか書いていきますね。

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結論からいきましょう。

ポイント

  1. 普通預金口座は使いやすさで選ぼう
  2. イオン銀行は振込・ATM手数料がイマイチで普通預金としては使いづらい
  3. 楽天銀行でも普通預金金利0.1%

それでは、順に説明します。

普通預金口座は使いやすさで選ぼう

銀行、とりわけ「普通預金口座」を開設する銀行を選ぶとき、どんな理由・基準で決めてますか?

  1. なんとなくメガバンクや第一地銀が安心
  2. 金利が高いところ!
  3. 使いやすさ!

1つ目の理由?
メガバンクでも第一地銀でも、破綻するときは破綻してしまいます。
万一破綻してしまった場合、預金保険機構が『元本1,000万円までとその利息』は保護してくれます。
つまり、この点においてはどの銀行も違いはなく、同じ地平にいます。

(預金保険機構の対象金融機関の一覧表はこちら

では、2つ目?
金利の高さ『だけ』を重視する場合は、他の金融商品も検討すると良いでしょう。3年定期預金なら0.3%のものもありますよ。

じゃあ、3つ目?
そう!この3つの選択肢の中では『使いやすさ』を重視すべきなんです。

その理由を説明していきましょう。 

普通預金口座は『流動性資金(日常的に使うお金)』の代表的な預け先。
日々出し入れするので、お金がよーく動く口座です。

『出し入れする』ということは、ATMは多い方がいいし、ATM手数料や他行宛振込手数料は無料の方が良いですよね。 

なので『使いやすさ』を言い換えるとこうなります。

  • ATMが多く(近く)・365日&24時間利用できる
  • ATM手数料の無料回数がなるべく多い
  • 他行宛振込手数料の無料回数がなるべく多い

これらを満たす銀行を選ぶと幸せになれます。

そして冒頭に紹介しました『住信SBIネット銀行』と『楽天銀行』なら、これらの基準をクリアしているんです。 

詳しくは別記事にしてますが、ある方法を使えば全国にあるコンビニやゆうちょ銀行等で月に8回(住信で7回、楽天で1回)までATM手数料無料で利用でき、他行宛振込は月10回(住信で7回、楽天で3回)まで無料にできます。

◯◯口座を使うだけ!住信SBIネット銀行×楽天銀行で月10回まで振込手数料をタダにする方法

2016.06.19

イオン銀行は振込・ATM手数料がイマイチ

では、イオン銀行はどうでしょうか。
振込手数料とATM手数料をチェックしてみましょう。

イオン銀行の振込手数料

107 1

他行宛は最低でも216円、同行のイオン銀行宛でも現金の場合は手数料がかかるようになってます。

イオン銀行のATM手数料(引き出し)

 イオン銀行提携金融機関コンビニ
平日時間内無料無料〜216円108円
平日時間外無料108円〜216円216円
土日祝無料108円〜216円216円

このように提携金融機関やコンビニでは手数料がかかってしまいます。

提携先によっては平日時間内の利用は無料になったりもしますが、こういう『どこどこ銀行のATMなら無料』ってユーザーから見ると分かりづらいし使いづらいですよね。

しかも、引き出しと預け入れでは手数料が別の設定になっていたり…メッチャ分かりにくい。

なお、これはイオン銀行に限った事ではありません。 

その点、住信SBIネット銀行は超シンプルなんですよね。
どの提携先でも『預け入れは無料』で『引き出しは108円』。すっきり。

引き出しも上に書いた方法を使えば月7回まで無料です。
(よくあるポイント還元で実質無料とかではなく、文字通り無料です。)

手数料を『実質』無料にする方法

ネガティブな事ばかり書くのはフェアじゃないので、イオン銀行でもATMや他行宛振込手数料を『実質』無料にする方法を紹介しておきますね。

多くの銀行は、『自分の銀行や関連企業のサービスを利用すれば、手数料を優遇する』ような制度を設けています。

イオン銀行で言うと『イオン銀行ポイントクラブ』というもの。
3段階ステージがあり、ATM・他行宛振込手数料の『実質』無料回数は次のようになってます。

  • ステージ1:月1回
    条件:イオンカードかWAONデビット6か月の利用金額10万以上 
  • ステージ2:月3回
    条件:イオンカードかWAONデビット6か月の利用金額30万以上 
  • ステージ3 :月5回
    条件:イオンカードかWAONデビット6か月の利用金額50万以上

ひと月あたり8.5万円使ってようやく月5回の無料。
ここでもやはり住信SBIネット銀行にアドバンテージ有。難しい条件はありませんからね。 

しかもここがどーなの?と思うところなんですが…
イオン銀行は手数料相当額をWAONで還元するという『実質無料』方式で、手数料自体は取られてしまうんです。

顧客囲い込みのための企業戦略ではありますが、わざわざこれに乗る必要はないかなあ。

ちなみに、この『イオン銀行ポイントクラブ』ですが、2018年3月31日で終了し、新サービスへ移行するようです。サービス内容が判明したらこの記事にも追記予定です。

イオン銀行の使いどころ

デメリットばかり書いたようですが、これはイオン銀行が取り立てて悪いというわけではなく、現状では住信SBIネット銀行が強すぎるんです。

イオン銀行を使うとすれば、次のようなシーンでしょうか。

  1. イオンカードセレクトを作り、普通預金口座の金利を0.1%にする。
  2. 3年以内に支出するけど、すぐには使わない資金を預けておく。

イオンカードセレクトは入会金・年会費無料で作成できます。
このカードを持っておくと、通常0.001%の普通預金金利が0.1%になります。
(税引後0.079%)

作成するだけならノーリスクなので、持っておいても損はないでしょう。

なぜ3年以内…?と思った方は冒頭にも載せた前回の記事(クリックで読めます)をチェックしてみてください。

…と、このようにぼくなら現状では普段使いにはしません。 

イオンが近くにあってWAONも使いまくる方は普段使いを検討するのもアリかもしれませんが、特定のお店やサービスに囲い込まれることはデメリットにもつながりますので慎重にご検討ください。

実は2017年8月11日まではイオンカードセレクト持ってれば金利0.12%だったんですけどね…
やはりその水準を維持するのは難しかったようです。

楽天銀行でも普通預金金利0.1%

イオン銀行の普通預金金利0.1%というのは、かなりすごいです。

だって今時0.001%とかザラですもんね。
そこから見ると100倍!素直にすごい。

でも、実は楽天銀行の普通預金金利も0.1%と並ぶのです!!

マネーブリッジを利用しよう

楽天銀行で普通預金金利を0.1%にするには、『マネーブリッジ』というものを設定します。

『マネーブリッジ』とは『楽天銀行の普通預金口座から、株などの金融商品を買えるようにするもの』です。 

株?金融商品?なんか怪しい…
堅実な方ほどそう思いがちですが、大丈夫ですよ。

マネーブリッジを設定するだけなら、実際に株などを買う必要なんて全くありません。 

簡単に株取引について説明すると…

株や投資信託を購入する場合、『証券口座』を開設しておく必要があります。

預金口座は銀行で開設しますよね。
あれと同じで、証券口座は証券会社で開設します。

で、証券口座にお金を入金して、そこから実際に株を買ったりするんですね。

ここで話をマネーブリッジに戻しましょう。

本来、株を買うためには『証券口座』に残高がないとダメです。
これを楽天銀行と楽天証券が提携して、『楽天証券口座に残高がなくても楽天銀行口座に残高があれば、企業側でお金を動かしておくので、ユーザーは何もしなくて良いよ』としたサービスが『マネーブリッジ』です。

ええやん。

このサービスのええやんポイントは2つ。

  • 楽天証券に入金しておく必要がない。
  • 証券口座で余った資金は『毎日』銀行口座に戻してくれる。
とくに、自動で銀行口座側に資金を戻してくれるのは良い。
金利の取りっぱぐれを回避できますから。

実は、ベタ褒めしている住信SBIネット銀行にも『住信ハイブリッド預金』という似たようなサービスがあります。

でも、これは資金移動は自分でしなきゃダメなんですよね。金利も大したことないし。
その点では楽天の『マネーブリッジ』の方が便利。 

『マネーブリッジ』なら、何も考えず普通預金口座に入れておくだけで優遇金利が設定されるのが良ポイント。

証券口座を開設する必要があるので、初めての方にとってはハードルが高く感じるかもしれませんが、先入観は損のモト。

不安な方はお問い合わせいただければご相談にも乗りますよ。

ちなみに…

楽天証券は2017年8月26日から、楽天スーパーポイントで投資信託を購入できるようになります。
これちょっと衝撃的です。

楽天スーパーポイントなら日常的に貯まってる方も多いでしょうし、「初めての投資はポイントで〜」って方も実際増えてくるのかな。

時代が変わりつつありますね。

まとめ

それでは、改めて今回の記事のまとめ!

ポイントまとめ

  1. 普通預金口座は使いやすさで選ぼう
  2. イオン銀行は振込・ATM手数料がイマイチで普通預金としては使いづらい
  3. 楽天銀行でも普通預金金利0.1%

金融機関に限らず、何かを選ぶときは基準を持っておくと良いです。

他にも節約系の記事を中心にブログを書いてますので、よければ読んでみてください。
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2017.04.02

最後までお読みいただきありがとうございます!

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